LESSON 3 アロマテラピーの歴史2

見ているだけでも癒されます

見ているだけでも癒されます

インストラクター「実は植物の効能は紀元前からすでに認められていたんですよ。
          なんだと思います?」
ムトウ「・・・なんでしょう。(また答えられない私)」
インストラクター「古代エジプトのミイラ。
          シダーウッドと呼ばれる植物の成分が活用されていたんです。   
          だから腐敗せず、現代でもあんなきれいな形で残っているんですよ。 
          ミイラの包帯を取ると杉の香りがするんですよ。」
ムトウ「す、すごいですね。」
インストラクター「あ、ちょっと話がズレましたかねえ。」
イエイエ、とても興味深いデス。
このあとも杉、檜に関するお話が続き・・・

インストラクター「話を戻して、と。
          イギリスの産業革命後、西洋医学が発達し、
          アロマテラピーのような自然療法は忘れられていったんです。
          しかし、開発や発展が進み自然環境や社会現象が大きく変化し、人々の生活や問題も多様化した。
          すると現代医学では治らないことがたくさんあるんですね。
          そこで、自然の力を活かして人々を癒す自然療法がまた復活してきた。
          最近、アロマテラピーをはじめ自然療法が注目されているのは、たんなる流行ではなく、
          そういうことがまた必要とされている社会になっているからなんですよ。」

かなり納得です。
病院へ行っても薬を飲んでもスッキリしないことが、海や山に行くとリフレッシュできたり。
キレイな花を見ていたらイライラが解消されたり、不安がおさまったり。
確かに多いです。自然に癒されること。

ムトウ「では実際、どのようなところで活用されているのですか?」
インストラクター「もちろん、自宅でサロンを開いている人もいるし、リゾートホテルや温泉旅館、
          スパなんかもありますね。
          それから、老人ホームや病院。
          お医者さんや看護師さん、ヘルパーさんも、アロマを学びに来られますよ。
          患者さんを癒すことももちろん、そういった現場で働いている方のストレスも軽減できます。
          それから、ホテルのロビーやゴルフ場のクラブハウス、
          モデルハウス、オフィスなどありとあらゆるところで活用されます。
          それぞれの場所にあわせてリラックスできる香り、集中力を高める香りなど、
          効能を生かして空間に芳香させます。」

LESSON 4 エッセンシャルオイル(精油)の選び方

ムトウ「あの、自宅で簡単に活用できる方法ってないですか?」
インストラクター「まずエッセンシャルオイル(精油)の選び方をお教えしましょう。」

エッセンシャルオイルっていっぱいありすぎて、よく分からないですよね。
結局どれも同じなんじゃないの?って思っていたのですが・・・
インストラクターによると、 

■植物学名、学科名、原産国、抽出部位、抽出方法が書いてあるのは絶対条件。
■さらに成分分析表がついているもの。

ムトウ「う~ん、見ても素人には分からないですが・・・」
インストラクター「エッセンシャルオイルもお茶と同じで、最初に抽出した後、何回も抽出されている場合があります。
          当然、質は落ちていきます。
          同じ植物でも花、皮、葉、など部位によって成分も効能も違います。
          そして、香りは天然のものだけではなく、人工的に作ることも可能です。
          ですから、成分がきちんと表示されていれば、まず安心して使用できるオイルでしょう。
          当校で学んでいただければ、そういったことも理解できるようになりますから、ぜひ!どうですか?!
          ムトウさんなら講師とか、目指されたら?!向いてそうですよ。」
ムトウ「エヘ、そういう言葉に弱いんです(笑)
     で、・・・えっと、香りは好みで選べばいいんですか?」
インストラクター「そうですね。
          香りを確かめるときは、ボトルを直接鼻に近づけるのではなく、蓋をかざして香りを確認してください。」

スクール生気分♪

スクール生気分♪

どの香りにしようかな

どの香りにしようかな

成分表示があれば安心

成分表示があれば安心

香りは蓋から!

香りは蓋から!

LESSON 5 自宅で簡単にできるおすすめアロマテラピー

続いて、簡単にできるアロマの活用術を教えていただきました。

おすすめ1
マグカップか小皿にお湯(ぬるめでOK)を入れ、エッセンシャルオイルを数滴たらす。これを部屋に置いておく。

ムトウ「え、これだけですか?」
インストラクター「これだけです。
          エッセンシャルオイルは揮発性が高いので、本当は蓋をして置いておいても芳香しているんですよ。
          マグカップとお湯、これで充分です。
          アロマポットがなくてもいいでしょ。
          キャンドルは、危険だし熱を加えると成分が壊れることもあるので、あまりおすすめはしませんねえ。」

おすすめ2
使用済みティーパックをほぐして乾燥させ、エッセンシャルオイルを数滴たらす。
ポプリのように小皿などにのせておいたり、市販のお茶パックに入れてサシェとして使用できる。

ムトウ「これいいですね。私、紅茶好きなんで一石二鳥です。」
インストラクター「エコですしね。」


おすすめ3
死海の塩にエッセンシャルオイルを数滴たらす。
これをお風呂にいれてバスソルトです。

ムトウ「簡単すぎです。家でも気軽に活用できるんですね。」
インストラクター「ぜひ、生活の中で取り入れてみて下さい。」


翌日、さっそく会社で実践。

翌日、さっそく会社で実践。

これで仕事もはかどる、はず

これで仕事もはかどる、はず

いただいたラベンダーも

いただいたラベンダーも

デスク横に飾ってみました

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香りの学校LIVE

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香りの学校LIVE 体験&見学を終えて
アロマテラピーについて、予定時間を大幅に超えてしまったにもかかわらず、インストラクターは大変親切にお話して下さいました。ありがとうございました。本当に奥深いところまで、高いレベルできめ細かい指導をされている学校なのが伝わってきました。
取材中、ちょうど12月にアロマサロン開業(アロマセラピスト養成)コースを修了された、宮崎県から受講されていた卒業生の岩崎さんが来校されていたので、感想を伺いました。
「先生方がとても親身になって指導してくださったので、勉強は大変でしたが、楽しく学ぶことができました。クラスメイトも卒業後は開業される方が多く刺激になりました。
私はダンスをやっているのですが、これから東京に拠点を移し、ダンサー達の体をアロマテラピーで癒してあげたいと思っています。
あとはプロとして、もっと意識を高めていきたいです。」
香りの学校LIVEの卒業生は世界中で、プロのアロマセラピストとして活躍されています。岩崎さんもそんな1人になられるのでしょうね。頑張ってください!